期間限定の花 カタクリが咲いています!
松之山では雪解けが進みさまざまな山菜が伸び始めている中、春の山を彩る野花たちも咲き始めました。その中でもひときわ目を引く“カタクリ”。
先日山菜採りに山へ入ると、カタクリが綺麗な紫の花を咲かせていました!
カタクリは種が地面に落ちてから7年かけて球根に栄養をため、その後ようやく2枚の葉を出して花を咲かせます。
そして5月頃に枯れた後は次の年の3月頃まで球根のまま休眠するそうです。
つまり1年のうち10ヶ月の間は地中で過ごすということ。
今の時期しか見ることのできない植物です。
カタクリはその名の通りもとは片栗粉の原料です。
現在一般的に販売されている片栗粉は、ジャガイモやサツマイモのでんぷんから作られているそう。
自生カタクリが減少し、明治以降北海道で大量生産されるようになった馬鈴薯(ばれいしょ)がカタクリのでんぷんと同じような性質を持つために、片栗粉の原料はジャガイモに切り変わっていったようです。
そんな貴重なカタクリが松之山には自生しています。
ここ玉城屋の山側の一部のお部屋から見える場所にも、カタクリの花が咲き始めました。
まだ蕾の開いていないものもありますが、もうじき花を咲けせることでしょう。
新緑の緑とカタクリの花、今しか見ることのできない景色を見にいらしてください^^
そしてこのカタクリ、実は玉城屋のディナーにも使われています。
こちらも今しか味わえない一品となっておりますので、ご予約はお早めに!!